雑記

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【麻雀】 三麻と四麻との違い

こんにちは、最近三麻にハマってるMashiro1019です。三麻なんて運ゲーだと思い込んで敬遠していましたが、30分くらいの空き時間に四麻を打つ時間はないけど三麻を打つ時間はあるみたいなことが増えたので、三麻を始めることにしました。

 

1. はじめたこと

さすがに無勉で四麻のノリで三麻を始めるわけにはいかなかったので、三麻の勉強を少しすることにしました。中でも特に役立ったのは「daisenの三人麻雀専門チャンネル」です。三麻のセオリーの解説がとても分かりやすいと思いました。

以下は自分が感じた四麻との違いについて書いていこうと思います、四麻は打つけど三麻はほとんど打たない人の参考になればと思います。

 

2. ルールについて

雀魂天鳳などの抜きドラありツモ損ありのルール前提で書こうと思います。

フリー雀荘ではチップなどがあるところが多いですがそれは知らないので今回はこういうルールで書こうと思います。

 

3. 全体的に目指すこと

とにかく良形リーチを目指しましょう、三麻は最速での良形リーチを目指すゲームといっても過言ではないと思います。その次に打点がある感じです。

分かりやすい牌姿だとこのようなものがあります。

123346789m456p99s

ここから何を切ってリーチすれば良いかご存知でしょうか?四麻三麻それぞれと、ドラが何枚あるかで変わってきます。

まず、現代の赤一発裏アリ四麻ではとにかく満貫を効率よく上がるゲームですので、ドラ0なら終盤でなければ3mを切ってリーチツモ一通やリーチ一通裏の満貫を目指します、一方でドラ1ならば69mどちらかを切って、平和ドラ1のリーチが推奨されています。平和ドラ1は既に出上がり3900、ツモで5200、裏が乗ればツモでも出上がりでも満貫の十分な形ということでこのようなセオリーになっています。では三麻ではどうかというと常に良形リーチとなる69m切りリーチ推奨となっています。理由のひとつに抜きドラによる打点増もありますが、それ以上に追っかけられたときの捲りあいが重要かもしれません。

 

4. 押し引きについて

四麻以上にメリハリをつけた打ち方が良いと思います。先制が取れたら基本的に勝負(愚形リーのみは例外)、後手を取ってしまったら基本的には退く、といった感じです。ツモ損があるせいで放銃が本当に罪深いものとなっています。

 

4.1. 追っかけ(リーチ)について

追っかけの基準はこちらを参考にしています、どうですか?愚形リーのみ以外基本的に全て追っかけ有利とされている四麻と違い、思ったよりも押し返せません。

youtu.be

しかしこれを見ると打点よりもとにかく良形が重要なことが分かりますね。

 

4.2. 一向聴以前の押し引きについて

まず四麻もそうですが、四麻以上に二向聴からの押しは絶望的です。よっぽどな状況以外は基本的に降りてください。ちなみに一向聴も基本降りです。筋や字牌ですら四麻以上に全然当たるのでとにかく現物があればそれを切ってください。現物があるのにそれ以外を切るとすれば

・現物どころか筋や字牌も全然ない

・自分の手にドラが複数枚あり、勝負手である

・現状ラス目である/親である

あたりの条件があれば筋や字牌を切って回し打ちをするのはなしではないかなって感じです。無筋はもう論外です。冗談抜きで無筋は50%くらいで放銃する覚悟で切ってください。

 

4.3. 一向聴以前の押し引きについて

基本的に四麻と上述のセオリーを組み合わせて考えると良いと思います。降りきれなさそうなときを除き、自分が後手を踏んでしまったと感じた時は素直に降りましょう。引き際が本当に大事です。

 

4.4. 配牌降りについて

メリハリというと、じゃあ配牌が弱かったら配牌降りすれば良いのかと思われそうですが実はそうではありません。三麻は愚形部分がすぐに埋まったり、抜きドラなどで簡単に打点が上がるので配牌降りは推奨されません。5~6巡目あたりから守備を意識して中張牌を切っておくのはありだと思います。じゃあ配牌が弱い場合は何を狙うべきかというとやはり四麻と同じく七対子と染め手ですね。後述しますが三麻の七対子は普通に強いです、この2つを基本的に狙いつつ、ダメそうならスパッと降りましょう。

 

5. 副露について

満貫が見える(3翻以上)かつ速度が上がるなら鳴いて良いです、おしまい。守備力があるとなおよし。3翻あれば抜きドラで満貫に届くので3翻がボーダーラインですね。ということは3翻ない役牌は鳴いちゃダメなのかって言われそうですが、人によりそうですが、自分は鳴きません。満貫が見えない聴牌を無理やり作るくらいなら配牌で降りた方がマシだと思っています。(この考えにより自分の三麻での副露率は16%です。)

冗談抜きで、3翻以上でかつ速度が上がるなら鳴き、はかなり分かりやすくて良いと思います、大幅に副露率は下がりますが三麻は基本的に良形リーチを目指すゲームである以上それで良いと思います。ちなみに天鳳位の副露率はおおよそ25%くらいらしいので、さすがにもっと鳴いた方が良いのかなとは思っています。何はともあれポンしかできないのはやはりかなり重たいですね。

 

6. 手役の強さについて

何度も繰り返している通り、三麻はとにかく良形リーチを狙うゲームなので、基本的に手役を重視する必要はあまりありません。しかしそれでも手役を意識することで選択の幅が広がるので、書いていこうと思います。ちなみに当たり前ですが三色同順は三麻では存在しません、おそらく四麻にあるのに三麻ではない役はこれだけだと思います。

 

6.0. リーチ

書いてる途中にリーチ基準について書いてないことに気づいたのでここに書き足しておきます。基本的には良形なら全てリーチで良いと思います。出上がり跳満とかになってくると微妙ですが、他家2人が既に仕掛けていて、降りる気配もなさそうならリーチしてトッパンを狙いにいって良いと思います。まあそんなことより重要なのは愚形リーチ判断で、こちらは慎重に行わなければなりません。愚形ドラ1のリーチ判断はかなり難しいですね。こちらを基準にすると良いと思います。とにかく、出上がり確率と追っかけは意識しましょう。youtu.be

 

6.1. 役牌

上述した通り(セオリー上は知りませんが)3翻以上ない場合は基本的に鳴いていません。そもそも三麻だと役牌が暗刻になることも多いので、そうなると+1翻ですし、守備力としても使えるのでかなり美味しいですね。

 

6.2. 平和・断么九

平和は良形リーチを目指してまっすぐ打っていれば勝手につくので意識する必要はないと思います。断么九も偶然役くらいの意識で良いと思いますが、断么九に決め打ちしてポンして満貫を狙った方が良いみたいなこともしばしばあるので一応意識はした方が良いと思います。特にポンテン良形満貫は絶対に取りましょう。

 

6.3. 一盃口二盃口

偶然役です。

 

6.4. 対々和三暗刻

そもそも門前よりも対々和の方が速いかつ満貫があるかつある程度守備力もあるとかなら鳴いて良いと思います。ただ、基本的に四麻以上に無理に対々和にいくと痛い目を見ることが多いのであまり推奨はできません。

 

6.5. 一気通貫

ご想像の通り、三麻では非常に完成しやすいです。ただし123346789m456p99sの牌姿でも述べた通り大事なのはとにかく良形リーチです、少し意識はしつつ基本的には良形リーチを目指しましょう。

 

6.6. チャンタ

弱いです、終。これを狙ってオタ風をポンするとかは愚の骨頂なので、他の手役にたまたまついたらラッキーくらいの認識で良いでしょう。

 

6.7. 染め手

これを見ましょう。

youtu.be

これを踏まえたうえで三麻の方が四麻より染め手が強いか弱いかといわれるとかなり難しいんですよね、天鳳卓でも三麻の方が染め手の出現率が高いのは事実ですし。とにかく良形リーチを大事にしつつ、それがダメそうかつ染め手にいったほうが速度も打点も良さそう、となったときに狙うと良いと思います。

 

6.8. 七対子(変則手)

四麻と同様に価値のない手牌で狙うと思います。まあ基本的な考えも四麻とほぼ同じだと思うのでここで書くこと特にない気がしますね。強いて言うなら四麻以上に対子場の気配を察知することが重要かもしれません。

 

6.9. 国士無双(変則手)

9種は基本的に流しましょう。10種以上は逆に平場なら狙って良いと思います。オーラスで僅差とかだと流した方が良いかもしれません。7種8種は難しいですね。国士無双で上がれるのが絶望的だということを理解しつつ配牌降りしつつ狙うのはありかもしれませんが、配牌8種からなぜか綺麗な平和ができたみたいなこともザラにあるのでそこは配牌次第ですね。

 

7. 最後に

こいつ何回三麻は良形リーチが最強って言ってるんだよって思われるかもしれませんが、本当にそのくらい三麻では最速の良形リーチ、良形聴牌が桁外れに強いです。まずは良形リーチ、次に打点、後手を引いたら素直に降りる、満貫が見えるなら鳴く、あたりをきっちり守っていればそうそう負けることはないと思います、では、ばいめぐ~。

 

追記

抜きドラについて

素で書き忘れてたので追記に書いときます。みなさんご存知の通り、雀魂や天鳳では北が抜きドラ扱いとなっています。これにより三麻の合計ドラ枚数は、ドラ表の4枚+赤2枚+北ドラ4枚で10枚(裏含めると14枚)となっています。(単純計算1人あたり3〜4枚程度ドラが来ます。)

これにより平均打点がものすごいことになってるわけですが、まあそれはともかくまず抜きドラのセオリーとして知っておいて欲しいのは「基本的には抜きドラは即座に抜く」です。配牌時に抜きドラを即座に抜くことで西家以外は他家のダブリーや九種九牌を消せるというのもあります。ちなみに抜かない派の意見として一発消しや安全牌として使えるというのがあり、一理はありますがやはり抜きドラで孤立牌がリャンメンに変わったり、孤立字牌が対子になったり、愚形部分が埋まったりするので基本はそれらのメリットより、即座に抜くメリットの方が大きいです。

ところで、序盤での自分と他家の抜きドラの枚数で変わる立ち回りに関してですが

 

自分0枚他家合計1枚以下

ほぼ気にせずフラットに打って良いと思います。

 

自分0枚他家合計2枚

同じ人に2枚抜かれてるか1枚ずつ抜かれているかにもよりますが、基本は抜きドラしている人に対して安全牌を持ったり守備的に構えつつ、立ち回るのが良いと思います。

 

自分0枚他家合計3枚以上

かなりきついです。自身の抜きドラによる打点上昇は絶望的なので、ドラ表や赤を複数枚持っているなど、高打点かつ和了できそうな場合以外はかなり守備的に立ち回るの良いと思います。

 

自分1枚

基本的にはかなり攻め気味で良いと思います。他家に2枚以上抜かれていたらその人を警戒した方が良いかもしれませんが、正直1枚抜かれてたらもうだいたい満貫届くので基本気にせず自身が満貫で和了できそうなら積極的に手組して良いと思います。

 

自分2枚以上

最強なのでブクブクで和了率MAXでいきましょう、孤立役牌残しとかがオススメです。