こんにちは、Mashiro1019です。点数状況判断はとても重要です。といいつつ自分は全然点数状況を意識せず打っていますが……
大雑把には
東場: 基本的には局収支で打つ、4万点以上もしくは1万点以下などであれば意識する程度
南1, 南2: 少し点況を意識する、特に今の親が何着目なのかを強く意識する
南3: かなり点況を意識する、とにかくオーラスを理想的な点況で迎えられるようにする
オーラス: 点況のみを意識して打つ
といった感じでしょうか。それでは点況にはどのような種類があるでしょうか。こちらは「 ウマぶって上手くなろう!いるか麻雀教室🐬」
参考:
https://note.com/x_bluedolphin_x/n/n94289872f479
から着想を得たものですが、点況には主に5種類あり、
① 1人浮き型
② 上下分断型
③ 三つ巴型
④ 縦長均等型
⑤ 全員集合型
これらがあります。
① 1人浮き型
1人のみがトップで大きく浮いている状態です。この場合
トップ目: とにかく大きい放銃だけダメ、基本的には消極的にいきつつ自分から局消化も狙っていく
トップ目以外: トップ取りかつトップがかろうじて狙えそうな範囲ならば高打点を狙う、そうでなければ確実に和了しにいって2着3着を狙うのが良いでしょう。
② 上下分断型
1着2着と3着4着が大きく離れている状態です。
この場合
1着2着目: 基本はトップを狙えばOKだが、ラス回避であれば3着4着争いに巻き込まれないように気をつける、特に3着4着に直で放銃してしまうと一気にラスが見えてくるので注意しましょう。
3着4着目: ラス回避なら特にであるが基本は3着狙い、自身が3着目であるなら1着2着目の争いに頑張ってもらって局消化を狙うのもなしではないです。
③ 三つ巴型
ラス目の1人のみが大きく沈んでいる状態です。
この場合
ラス目以外: 基本はトップや2着を積極的に狙う、ただしラス目への直撃を食らうと一気にラスが見えてくるのでそれだけは避けるようにしましょう。
ラス目: 死にものぐるいで高打点を狙って直撃を狙いましょう。正直絶望的です。
④ 縦長均等型
それぞれが同じ点数だけ良い感じに離れている状態です。
この場合、基本は高打点の和了による着順上昇を目指します、ただしラス回避かつラス目でないなら局消化狙いの安和了もありです。
⑤ 全員集合型
トップ目とラス目の点差が1万点以下を大雑把に指します。すごく点況判断が難しく、とにかくトップ取りならトップを積極的に狙い、ラス回避ならラスを積極的に回避することを強く意識しましょう。1回の高打点和了でトップを狙える一方で、1回の高打点放銃でラスに落ちうるのは恐ろしいですね。
オーラスのテクニック
おまけのような感じです。
開けて終わらせるという選択肢
ややレアケースではありますが自分ともう1人が聴牌濃厚で、他2人はベタオリ模様とします。流局間際に聴牌濃厚の人から和了牌が出て、自分は2着を確定させることができますが、ここで自身とトップの人の点差が3000点差未満である場合、形聴料で逆転トップになれるので見逃しという選択があります。
伏せて終わらせるという選択肢
自分は聴牌しており、聴牌宣言すれば続行させることができます、一方で聴牌宣言をせずに伏せれば2着3着で終わらせることができます。こうなったとき、トップ取りなら聴牌宣言をしてラス回避らば、自身がラスになる可能性が少しでもあるならば聴牌宣言をせずに伏せてそのまま着順を確定させるのが良いでしょう。
リーチしないという選択肢
自分は既に平和ドラ1を聴牌しており、満ツモならば2着、ラス目との点差は1000点もなくリー棒を出せば逆転されてしまいます。こうなったとき、ラス回避ならばリーチしないのが良いでしょう。ラス目の人に和了されてしまう、放銃してしまう、というパターン以外に他家にツモられてしまう、といった場合でも逆転されてしまうからです。トップ取りだと難しいですが、素点が関係あるルールが多いでしょうし強気にリーチしたいですね。ちなみにこれを組み合わせて流局間際に聴牌したけれど開けて終わらせる/伏せて終わらせるという選択肢を残すためにリーチしないという選択があります。
最後に
点況判断というのはどれだけ麻雀を続けていても難しいものですが、オーラスに近づくにつれて点況が大事になってくるという大雑把な認識で良いでしょう、では。