雑記

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【麻雀】 混一色について

みなさんこんにちは、混一色という役は好きですか?自分は大好きです、理由は簡単で強いからです、おしまい。まあとはいえどんな手牌からでも混一色にいけるわけではないので、今回は基準なんかについて書きたいと思います。

 

1. 混一色にいくべき条件

 

大きな条件としては

混一色にいけば満貫を狙える(ドラ表示牌が染め色もしくは字牌である)

・リーチをしてもリーチのみもしくは愚形2翻になりそう

・リーチを打てなさそう 
(具体的にはリャンメンターツ+メンツが2つ以下)

 

細かい条件としては

・その色の数牌+字牌が十分多い(3ブロック以上, 8枚以上など)

・全体的に鳴きやすい

・上家からチーしやすい

 

役牌が対子のとき

混一色を狙ったときと狙わなかったときの打点の比較をする。役牌がある時点で混一色にいけば3翻が約束されるので個人的にはかなり混一色にいきたい。

 

あたりがあると思います。結局麻雀って自分の手牌の価値を最大化するゲームなので、どれだけ混一色にいけそうでも混一色にいかなくても満貫が狙えるならそれで良いし、逆に混一色からどれだけ遠くても混一色がまだマシかつわずかにでも満貫が狙えるとかなら混一色を狙うべきなんですよね。なのでまあその色の数牌+字牌が十分多い、は意外と要素としてはそんなに本質的じゃない気がします、そもそも速そうな手牌でも混一色和了できなかったり、逆に混一色から遠そうな手牌から一気に染まるとかもザラなので、まああんまりアテにならないですね。地味に鳴きやすいかどうか、特に上家からチーしやすいかどうかは大きい気がします。特に上家がラス目だったり、トップと競ってたりすると、かなり押してきてくれるので一気に鳴きやすくなります。まあ上家の目線に立って、下家が明らかに染めているときに押すかどうかを考えるのは大事だと思います。

門前で手が進められそうかどうかの基準なんですけど、面子+リャンメンで3ブロックあればかなり門前でも和了れるんじゃないかなあって気がします。一か所が愚形になっちゃうんですけど、最終的にリャンメンに変化したり、自力で引っ張ってきたり、最悪そこを待ちにすれば良いので。そもそも面子+リャンメンが3ブロックあるのは普通に好配牌に分類されると思います。

 

2. 混一色を満貫にするためには

 

混一色に付随する役としては

 

1翻 (出現度順)

役牌(小三元含む)

表ドラ、赤5
一気通貫
全帯幺

その他偶然役


2翻

対々和

 

があります。

こうして列挙してみると割と少ないですね、基本的には役牌、表ドラ、赤5頼みな気がします。一通と混全帯幺対々和って混一色の複合確率どんなもんなんですかね、個人的には一通>混全帯幺>対々和なイメージがあります、とはいえ対々和は複合さえすれば満貫確定なので、混一色対々和のみで4翻に届くのは熱いですね。

 

手役の種

役牌: 役牌孤立牌を持っている

表ドラ: ドラ表示牌が染め色

赤5: 赤5がまだ見えていない(確率小)

一気通貫: 残り3枚程度で一通が完成する

全帯幺: 幺九牌を用いて5ブロックを取れそうな雰囲気がある

対々和: 対子+刻子が4つ以上ある

 

以上になります、個人的には鳴き混一色は最も手役を狙う価値がある状況だと思いますので、常に手役を大事にするのが良いと思います、さらに言えばわずかにでも4翻が見えるのと、全く4翻が見えないのとでは混一色にいくかどうか大きく変わってくると思います。まあ混一色のみ(いわゆるバカホン)でも全然和了りますし、逆に混一色にいけば4翻狙えそうな場合でも手なりで進めることもあるので、まあ状況次第な気がしますね。

 

3. 混一色にいくときの仕掛け順

 

混一色の第1副露を何にするかは大事だと思います。そもそも麻雀は副露した時点で自分からしても相手から見ても一気に手役のレンジが狭まるからです。幺九牌を含む副露なんかが特にそうですね。大雑把に断么九牌の副露、幺九牌を含む副露、オタ風の副露、役牌の副露で分類したいと思います。

 

断么九牌の副露

メリット

・比較的警戒されづらい

・比較的取り返しがつく

デメリット

・断么九牌を多く消費する

 

幺九牌の副露

メリット

幺九牌を整理できる(特に愚形部分の鳴き)

デメリット

・警戒されやすい

・取り返しがつきづらい

 

オタ風の副露

メリット

・特になし

デメリット

・強く警戒される

・防御力が下がる

・取り返しがつきづらい

・攻撃力が下がる

 

役牌の副露

メリット

・警戒されづらい

・+1翻が約束される

・取り返しがつく

デメリット

・防御力が下がる

 

ということで、鳴くか迷ったときは

役牌>>数牌(愚形部分)>>数牌(良形部分)>>>>>オタ風

という感じがします。オタ風の副露は攻撃力も防御力も下がるうえに、混一色がバレやすいのでかなり最悪ですね。ちなみに攻撃力が下がるの部分なんですけど、個人的に西西白みたいにあったときに西(オタ風)を鳴いた結果白が手牌から出ていくからなんじゃないかなあと思っています。そのくらいオタ風から鳴いた時の混一色は満貫になりづらい気がします。あとそもそも3枚目であればスルーすることで最終的にそのオタ風を待ちにして4枚目を射抜いて和了するというテクもあるので、特に3枚目は鳴かない方が良いですね。相当混一色にいく覚悟があるときだけで良い気がします。逆に役牌鳴きはかなり満貫に届きやすいので積極的に攻めていいと思います。防御力が下がることだけ注意ですかね。数牌に関しては、防御力があまり下がらないので、意外と積極的に鳴いてよい気がします、特に愚形部分は積極的に鳴きましょう。

で、1副露しちゃったら2副露目何鳴くかは大して変わらないんで、和了れそうなら鳴く、そうでないなら鳴かないで良いと思います、簡単ですね。

 

4. 混一色にいくときの切り順

これも単純で、混一色にいくことが確定しているなら中張牌からガンガン切っていく、そうでないなら孤立牌から切っていくという感じですね。特にドラ含みの愚形ターツがある場合なんかはとりあえずドラ含み愚形ターツは残しておいて、そこが埋まったら面子手、そこが埋まらなかったら容赦なくそのブロックを払って混一色にいくことが多いと思います。とはいえ、いずれにしても1巡目から4~6をバシバシ切るのはやややりすぎなので、1巡目くらいは28あたりを切っておきましょう。(ところでそれに目をつけた人が1巡目の2~8切りは七対子、染め手などの特殊手が多いみたいなデータ出しててすごいなあと思った記憶があります。

さて、無事に染まった後ですが、やはり狙ってみたはいいものの、混一色がダメそうだったときには生牌の役牌を切って先に処理する、あるいは鳴かせてあげるというテクがあります。そもそも役牌を鳴いた人が和了してくれれば場の平均打点は下がりますし、そうでなくても他家からリーチが飛んできたときにその2人でバトルになってくれることが多いのでいずれにしても得です。ここら辺は配牌降りに通ずるところがありますね。

 

最後に

混一色だけで本一冊書ける、と言われることもあるくらい混一色は奥深いですね。ここに書いたことなんかも混一色を狙ううえで自分が気づいたエッセンスの一部でしかないので、まだまだ混一色に関して書くべきことはたくさんあると思います。

また気づき次第、追記していくと思うのでみなさんの混一色に関する意見やテクなどあればぜひ教えてください、ではばいめぐ~。

 

追記

和了が難しそうになったときの打ち方

•ブラフとして染め色の牌を手出しする
•形聴狙いで字牌を切って染め色でない数牌を残す