こんにちは、Mashiro1019です。まあタイトルの通りですが、Xで毎日1回は見る話題な気がします。ちなみに自分もこんな記事を書いておきながら苦手な方なので言い訳がましいですが、麻雀における配点はかなり少ない方な気がします。まあともかく本題に移りましょう。
1. 端の順子を取り除く
そのまんまですね。12+...のような牌姿の場合(つまり1と2を1枚ずつしか使っていない)、絶対に123という順子を使わなければ和了できないので、123という順子は切り離すことができます。例外が1つだけあって、1を単騎とみなす場合ですね。この場合123という順子を使わずに和了することができます。さらに後述しますが、この場合筋である4や7も待ちになりがちなので注意です。ちなみに23+...のような牌姿の場合は234以外にも23と切り分ける必要がありますが、ここまでくるとめんどくさいので端の順子を取り除かなくて良いと思います。
2. 4枚ある牌は暗刻+順子もしくは対子+順子×2とみなす
そもそもないことが多いですが、もし同じ牌が4枚ある場合はカン!……ではなく、必ず暗刻+順子、もしくは対子+順子×2のどちらかで使うことになります。(本当に極まれなケースで順子×4でも使えますが、それはもう見た目で分かるので省略します。)
3. 3枚ある牌は暗刻もしくは対子+順子とみなす
メンチンの待ちを難しくしている要因ですね。こちらも基本的に暗刻もしくは対子+順子のどちらかで必ず使うことになります。(一応こちらも順子×3とみなせますが、順子×4よりはなくはないですがあまり気にしなくて良いと思います。)
4. 1~3において対子がない場合はどこを対子として使うかを考える
2枚ある牌でかつ対子としてみなしても面子ロスが少ない場合は積極的に対子としてみなします。あとはノベタン形にも要注目ですね。
5. 確認として順子にしても単騎にしてもその筋まで待ちが伸びていないかに注意する
23456は147待ち……ということは誰でも分かりますよね、ただメンチンの場合は23による14待ちが見えているのにこの三面張を見逃すことがあります。それを防ぐために23による14のリャンメンを見つけた場合には456まで接続していないかを確認します。これはノベタンにおいても同様です。
では以上のプロセスを踏んでメンチンの待ちを解いていきましょう。
まずはこちらから
https://youtu.be/HYoSqL_BXW0?si=elxei1Ckmw_IvSf1 4:20~より
123と789を取り除くと4445567となります。さすがにここまでくると省略しますが、これは3568待ちです。一応1234と6789を取り除いてノベタンも確認しますが、明らかに面子構成的に不可能なので以上より3568待ちであることが分かります。
同じく7:18~より
これは良くも悪くも4.のステップから始めることになりますね。34567どの対子を取り除いても上手く面子構成ができません...と思いきや一応6の対子を取り除くと6のカンチャンがあります。あとは単騎(ノベタン)を探します。上で書いた通り3457は対子にならない=単騎待ちにもならない、ので6の筋のみを探せばOKです。つまり3と9ですね。なんとこの牌姿の場合3456789の三面張ノベタンをぶっこぬくと234567という形が綺麗に残るので、待ちは369と分かります。
それでは最後に
https://youtu.be/3CqBDHMCmQk?si=iEpFzRGMfBDAqfLL 10:40より
6を暗刻として使うのはほぼ不可能そうです。ちなみにメンチンが本題だったので書きませんでしたが、字牌対子がある場合は単騎待ちがなく、シャンポンなら字牌暗刻になったときに和了形になるか、もしそうでないなら残りは順子形の和了のみ、と消去法で分かります。実際今回の牌姿の場合北を暗刻にしても明らかに和了ではないので、順子待ちであることが分かります。そうなるとあとは簡単で34567がすぐに抜き出せるので258待ちであるとすぐに分かります。そうでなくてもこの動画のように258いずれかの待ちさえ分かれば、筋まで伸びた形の34567を抜き出すことで、258待ちであることが容易に分かります。
最後に
今回取り上げた牌姿は比較的簡単なものが多いですが、複雑な牌姿にも応用することができます。例外はあると思いますが、本記事が何かのお役に立てれば幸いです。では。
追記
何切るになったときはめちゃくちゃ難しい。とりあえず手役全無視で待ち枚数最大を選べればほぼ正解であるが、14枚のまま今回の手順をそのままやって、なんとなく不要そうな牌を切って良い感じの待ちになればそれでよいんじゃないかなあ……くらいの塩梅。例えば牌理上、12234の2はだいたいいらないとかそういう感覚はあった方が良さそう。