雑記

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【麻雀】そもそも何切る問題は何を考えるべきなのか (前編)

 こんにちは、めちゃくちゃ大雑把なタイトルを書いてしまいました。ただ、大げさでもなんでもなく、何切る問題をたくさん解くにあたって、何切る問題で意識するべきことは有限であり網羅することができるのではないかと思い、本タイトルに至りました。

早速本題に入りますが、タイトルにもある通り、今回は平面問題、つまり場況を考慮しない問題を前提とします。まず真っ先にやることですが、ブロック数とシャンテン数の確認です。ブロック数に関しては5ブロックの問題が大半で、6ブロックの場合は1ブロック叩き落すことが正解となる場合がほとんどだと思います、というか6ブロック抱えたままというのは全ブロックが相当強くない限りあんまりないと思います。シャンテン数ですが、大雑把に分けると

三向聴以上(より遅い)

・そもそもほぼ見ない、ここまでくると方針問題であることが多いと思います。

一向聴

・断トツで多い、基本的にほぼこれだと思います。

二向聴

一向聴の次くらいに多い、といっても一向聴と三向聴の中間というよりは一向聴とあんまり考えること変わらない気がします。

テンパイ

・選択肢が少なく、打点VS待ちの良さだと思います。テンパイ外しが解答も往々にしてあるので注意、実際の麻雀もそうですが、仮テンダマはほぼないと思います。

 

以上を踏まえて考慮するべき要素をあげていきます。といっても2つですが。

 

牌効率

基本的に最強です。打点VS牌効率がよくやり玉に挙げられますが、自分は基本的に牌効率重視で良いと思います。一口に牌効率といっても種類があり、

・単純受け入れ枚数(シャンテン数が進む枚数)

・シャンテン数進行後受け入れ枚数

・良形変化枚数

・良形変化後受け入れ枚数

などがあります。1番上のみを指して牌効率と言っている人も多いですが、他3つの要素も見逃さないようにしましょう。

 

打点

牌効率と常に対になるやつです。結局牌効率VS打点は一生のテーマであり、個人によって時代によって大きく回答が変化します。打点が上がる要素としては

メンゼン時のみ

・平和

一盃口

メンゼン&鳴き

・役牌

断幺九

三色同順

一気通貫

・(赤5含む)ドラ受け入れ

・(たまに)チャンタ純チャン三暗刻

・(方針問題)混一色

こうして羅列してみると多いですね、特に忘れがちなのは赤5の受け入れな気がします。といっても何かの要素を犠牲にして赤5の受け入れを作ることはほぼなく、微差の何切る問題で回答になることが多い気がします。

 

最後に一向聴の種類を紹介します。

・完全一向聴

実戦でも1番よく出てくるやつな気がします。ところで完全一向聴VS安全牌も昔からのテーマで、今だと昔よりも安全牌が強い気がします、といっても迷ったら完全一向聴で良いと思います。

・不完全一向聴

この言葉使ってるの自分だけな気がします。どちらかもしくは両方がリャンメンではなく、ペンチャンカンチャンなやつです。この場合、愚形側に対子があればシャンポンが先に埋まればリャンメンリーチできることなどからかなり安全牌よりも不完全一向聴が優勢になる気がします。

・リャンカン一向聴

246m45p+2メンツ+対子みたいなやつです。良良一向聴と比べて受け入れ枚数同じのくせに1枚多く牌を使っているとかいう厄介者。ただ実は不完全一向聴と受け入れ枚数同じなので不完全一向聴VSリャンカン一向聴もしばしば話題になる気がします。(なんならかなり詳しい記事書いたことあるのでそちらを参照。)

・くっつき一向聴

既に3メンツ+対子があって、残り2枚が浮き牌であるという状況。非常に有効牌が広く、単に3〜7が2枚あるというだけでも10種類が有効牌になります。ただこれは理想的な一向聴というより本来既にテンパイしてるはずのところがやむを得ない事情でテンパイできていないといった方が正確な気がします。四連形や中ぶくれを残したいところ。

•ヘッドレス一向聴
3メンツ+ターツ+2枚みたいなやつです。まあ名前の通りメンツは3枚あるしターツもあるのに対子(ヘッド)がない形の一向聴です。これは有効牌が少ないうえに愚形待ち(単騎)になりやすく、かなり最悪な形なので可能な限り避けたいところ。暗刻が強いというより特徴があり、良良一向聴VSヘッドレス一向聴もよく争点にあがる気がします。

•良良、良悪、悪悪一向聴
2メンツ+対子+2ターツ+1枚のような形であり、なんだかんだ1番多い一向聴だと思います。ちなみに不完全一向聴や完全一向聴とは違い、1枚余っているので安全牌を可能な限り残したいところだと思います。

 

以上です。え、これだけ?と思われた方も多いと思いますが、麻雀において有用な形はいくつもあり、それらと今回の内容を組み合わせることでほとんどの何切る問題を回答できるようになると思います。では、また別の記事で。