こんにちは、今回はよく出てくる牌姿の強さを定量化しようと思います、比較先はもちろん孤立牌1〜3です、それでは早速。
なお本記事に出てくる牌姿および結論はゆうせーさんの動画を参考にさせていただいております、一応、自分でも何切るシミュレーションなどで検討しています。
2枚形
ドラ含み愚形
平和がなくかつドラ0かつ超序盤であれば微差でリャンメンより強い、ので基本的には
リャンメン>ドラ含み愚形(カンチャンなど)
愚形同士の比較だと残り枚数が4対3の差なら基本的にドラ含み愚形有利、4対2なら微差らしいですが、さすがに2枚も切れてる愚形を残さないと思います。やはりリャンメンはあまりにも偉大そう。
3枚形
124/689, 134/679形
基本は1即切りで大丈夫ですが、ヘッドレス時のみ真価を発揮します。具体的には微差で孤立2より強く孤立3より弱いくらいの認識だったと思いますが、ヘッドレスが相当嫌なことを考えると、孤立3よりも少し強いくらいの塩梅で良い気がします。
結論
ヘッドあり: 1を即切り
ヘッドレス: 孤立3より少し強い
356/457形
ヘッドレス時は言うまでもないとして、ヘッドあり時も孤立2より少し強いくらいです。
結論
ヘッドあり: 孤立2より少し強く2456の2より少し弱い
ヘッドなし: 孤立3より強い
赤578形
一向聴までは基本的に残しますが、一向聴時は赤5、8、それ以外切り全てがあります。
結論
赤5を切るとき: 8がドラのとき、既に満貫があるなど打点を伸ばすメリットが少ないとき、比較相手が愚形フォロー牌など
8を切るとき: 断幺九があるなど2翻以上違うとき
それ以外を切るとき: 上記の条件を満たさず、かつ愚形フォロー牌ではないとき
4枚形
1224/6889形
ペンカン二度受け、自分はクリスマスつってます。
結論
ヘッドあり: 孤立1より少し強い
ヘッドなし: 即1切り
1233/7789形
一盃口があるので孤立3より微差で強いらしいです、ほんまか?
結論
手役を見るなら孤立3より強く、和了を見るなら孤立3より弱い
3はもちろん、124どれを引いてもヘッドを作りやすい形になるので、ヘッドレスのときは残した方が良い、最悪12を落としてヘッドになる。
1334/6779形
カンチャンとリャンメンの二度受け
結論
5ブロック以上: 即1切り
4ブロック以下: 孤立3より少し弱い(向聴戻しをしていることには注意)
1345/5679形
結構有名な形
結論
13456の四連形含みが強いため孤立2より微差で少し強い(断幺九などがあればひっくり返る?)
2357/3578形
リャンメン+カンチャン、カンチャン側のリャンメン変化が薄くなっていることに注意
結論
5ブロック以上かつヘッドあり: 5切り
5ブロック以上かつヘッドなし: 7切り
4ブロック以下: 切らない
2457/3568形
カンチャン+カンチャン、27を外すとリャンメン
結論
5ブロック以上:2と7切り(基本的に2から)
4ブロック以下: 孤立3より少し弱い
2468形
西ヨーロッパって言われるやつ、カンチャン+カンチャンですが、2か8を外すとリャンカンになります。
結論
5ブロック以上: 即2か8切り
4ブロック以下: 孤立3より少し弱い(向聴戻しをしていることに注意)
ちなみに似た牌姿に1246/4689形がありますが、概ね似た結論だと思います。
マジでどうでも良いですが、完全にsが上下同様に確からしく、1sが切れていなければ、1sは本来切られやすい牌→山に埋まっている→王牌に埋まっている
より、2sが裏ドラ乗りやすくなるので、8s切りなのかなあという感じがします
1223形
一盃口が作れるとはいえ3を自分で使っているのが大きいため基本的には孤立28より弱い。
ただし、1233と同様に2はもちろん134引きでヘッドを作りやすい形に変化するのでヘッドレスのときは残した方がよい、最悪12を払うことでヘッドを作れる。
5枚形
1245(7)/(3)5689形
7を切ればリャンメン+ペンチャンの二度受け、1を切ればカンチャン+カンチャン
結論
基本的には7切り、断幺九がある場合や2の場況が良さそうな場合は1切り
5689自体は孤立3より少し弱いので89を切ると良いと思います。
13468形
2引きでリャンカンになったり、5引きで離れリャンカンになる。
結論
基本的に残す、ただし一向聴以降は孤立3より弱いので1s切り
以上になります、他にも気になった牌姿があったら追加していこうと思います、では、ばいめぐ〜
追記: 総括してなんですけど、二度受けを外して孤立37を残す場合は向聴戻しをすることになるので、巡目によって正解が変わってきます。適当な牌姿でシミュレーションしたところ、二向聴→三向聴の向聴戻しは6巡目までOK、一向聴→二向聴の向聴戻しは10巡目までOKらしいです。意外と向聴戻しして良いんだなあって感じですけど、実戦だともっと早い巡目から向聴戻ししない方が良い印象です。二度受け部分をチーできたりドラドラがあるので真っ直ぐに手を進めたいケースとかがそれですね。