こんにちは、めちゃくちゃ僅差と言われる牌姿シリーズです。よく出てくる割にあんまり深く考察されていない気がしたので考察することにしました。まず、前者の愚形変化が136(待ちは1のシャンポン、2のカンチャン×2)、良形変化が2(待ちは36)、後者の愚形変化が124(待ちは2のシャンポン、3のカンチャンと3のペンチャン)、良形変化が3(待ちは14)なのでそれぞれ同じ種類あります。ちなみに察しの良い方はお気づきの通り枚数は同じではないです、前者の方が3が1枚減ってる分少なくなっています。
ちなみに、前者の強みとしては6を引いたときの13456が2の直接受け入れを残しながら3456という四連形を含んでいる、また、そもそも愚形になったときの待ちが良い(1つ外側)というのがあります。あと細かいところだと2より1の方が防御力が高いというのがあります。弱みとしては3を1枚自分で使っているので直接の受け入れが1枚少ない、リャンメン変化したときに待ちが1枚少ないというのがあります。
シミュレーション上の結論
くっつき形、一向聴など色々試してみましたが、
「一向聴でのみ手かつ断幺九がないかつ巡目が早いとき」のみ2切り有利でした。そもそも1を残すメリットは主に横に伸びやすいことなので巡目が早い方が良かったり、平和が僅かにつきやすいのでのみ手な方が有利になる感じがします。基本的には断幺九があるとき以外は誤差でした。
実戦上の結論
「断幺九があるときのみ1切り、それ以外は基本的に2切り」
おいおい何を言ってるんだ、シミュレーション上の結論と真逆じゃないかと思われた方が多いと思いますが、このシミュレーションはツモしか考慮していないので、出上がりやすさを考慮していません。そして上述した通り、愚形変化してしまった際には1つ分だけ待ちが外側になるためかなり上がりやすくなっています。おそらくこの違いが与える影響がシミュレーション上の僅かな期待値の差よりも大きいため、こうなっているんだと思います。
「1345の1は、孤立2よりも単純受け入れ的な観点だと弱いが、横の伸びの期待や待ちの良さで上回っている、ただ断幺九を消すほどではない」というイメージで良いと思います、まあ場況で簡単にひっくり返りますね。
では、ばいめぐ〜。
追記:
めちゃくちゃ重要なこと書き忘れてたんですけど、副露しても良い場合は1345で2チーができるのでさらに1345が有利になります。
さらに追記:
13455と孤立28だと断幺九がなくても僅かに孤立28の方が強いらしいです、2とか6のフォローが利いてるのがでかそう。