雑記

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【麻雀】ドラが絡むときの孤立牌の比較

こんにちは、Mashiro1019です。

孤立牌の比較というのは毎局といっても過言ではないくらい、選択に迫られることが多いです。孤立牌の比較といっても19<28<3~7でおしまいじゃないか、と言ってしまえばそれまでですが、その孤立牌がドラならどうでしょうか。ドラの隣なら?ということで今回はドラが絡む孤立牌の比較をやっていきます。

 

条件

・麻雀何切るシミュレーターを使用した。

pystyle.info

・用いる牌姿は

123789m4赤56p99s西北 東場東家

の手役が特に見えないドラ1くっつき一向聴

手牌もう1枚とドラを条件によって変える。

なお、ドラが0枚のときはドラや手役MAXで、逆にドラが2枚以上は受け入れMAXで打つのがセオリーなので、今回は打点と受け入れともに重要なドラ1とした。

・隣の牌が切れている枚数も変えてシミュレーションをおこなった、どの牌が切れているかも結果の表に記している。

 

結果

以下のようになった。隣の牌が特に切れていない(ただし、ドラ表の関係で1枚切れているものもある)場合の期待値表は2枚目に示した。

当然であるが、自身がドラである孤立3が1番強い。次に、隣がドラである孤立3と自身がドラである孤立2が同じくらいの強さである。確かに、隣がドラである孤立3は、できうる順子3つのうち、2つでドラを使うことができるので納得の結果である。

また、単なる孤立3よりもドラが3のときの孤立2の方が強い。これは順子が完成すれば必ずドラを使うことができるため、実質的には自身がドラである並に強いからである。

かなり驚いたのは、自身がドアである孤立1と単なる孤立2がほぼ同じくらいなことである。さらにいえば、麻雀何切るシミュレーターにおいて期待値が大差ないなら、受け入れ枚数が多い方を採用した方が良いため、孤立2>孤立ドラ1といっても差し支えないかもしれない。

隣の牌が切れている枚数が1枚増えるにつき、おおよそ100~200点程度期待値が減少すると考えてよい。2つ隣の牌が切れている枚数は隣の牌が切れている枚数と比較してあまり気にしなくて良いが、孤立1に関しては2と3が切れている枚数が同じだけ影響を受けるのと、あまりにも多く切れている場合は気にする必要がある。

 

注意点

・あまりにも言うまでもないことであるが、断么九などの手役が絡む場合はまた結果が変わってくる。

・上述した通り、基本的に期待値が同じくらいなら受け入れ枚数が多い方を採用した方が良い。

・今回はくっつき一向聴ということで4ブロック+孤立牌であったが、既に5ブロックある場合にはドラが絡まない愚形ターツの価値がとても低いので、ドラやドラが隣である孤立牌の価値が比較的高くなると考えられる。

 

最後に

今回はドラが絡む孤立牌の比較に関するシミュレーションをおこなった。ドラの数牌は最後までに全く切らずに残してしまう一方で、ドラが隣である牌はすぐに切ってしまうという人をしばしば見かけるが、シミュレーション結果の通り隣の牌がドラというのはかなり価値が高い孤立牌であるため、慎重に扱う必要がある。では。