雑記

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【麻雀】終盤における形聴関係の押し引き、リーチ判断

こんにちは、みなさんは形聴を意識していますでしょうか?自分は最近意識するようになりました、多分。今回はそんな形聴に関してです。

 

1. 形聴によって得られる局収支

 

他3人が聴牌している場合、-3000→0より+3000点

他2人が聴牌している場合、-1500→+1000より+2500点

他1人が聴牌している場合、-1000→+1500より+2500点

他に誰も聴牌していない場合、0→+3000より+3000点

以上より、他3人が全員聴牌している場合と他に誰も聴牌している場合が最も形聴によって得られる局収支が大きくなります。例えば子のリーチかつ一人旅である状況を想定すると、形聴によって得られる局収支は+2500点で、子のリーチへの平均放銃打点が5000点程度と言われているので、残り1巡であれば危険度33%の牌までなら切ることができます。危険度33%というと、残り筋6本のときの無筋456とかなので、まあそうそうないと思います。(実際統計によるとVS子リーチ形聴維持のための押し引きで残り1巡無筋456は五分かやや押し有利だった気がします。)

VS子は無筋456は残り1巡なら、無筋2378は残り3巡なら、筋は基本的にOKで、VS親は筋なら残り3巡まで、無筋は基本的にダメ、逆に自分が親なら基本的に全部OKくらいの認識で良いと思います。やはり自分と相手が親か子かで全然変わってきますね。

 

2. ブラフリーチによる局収支

 

ほとんど和了の見込みがないにもかかわらず、相手を降ろすためにブラフリーチをかけることで形聴の局収支を増加させたくなる衝動に駆られることがあります。実際、

他3人が聴牌している状況から、1人を降ろしたら+1000点、2人を降ろしたら+1500点、3人を降ろしたら+3000点となり、

他2人が聴牌している状況から、1人を降ろしたら+500点、2人を降ろしたら+2000点

他1人が聴牌している状況から、1人を降ろしたら+1500点

となります。

リーチをかけることによる供託は実質-750点程度(流局しても1/4の確率で自分に返ってくるから)なので、基本的には1人でも降ろせればプラスになります。とはいえ、そもそも残り巡目が少なくてもリーチによる本来の最大のメリットである打点上昇は和了れさえすればちゃんとその恩恵を受けることができます。実際は(形式)聴牌している人がそもそも安全牌をツモったり、危険牌をツモっても形聴維持で押してくる人もいるので、降ろせる確率は意外と低いと思います。

以上をまとめると、ブラフリーチは

•そもそも和了れる可能性が多少なりともある(残り巡目が多い、待ち枚数が多いなど)

•リーチをしたときに聴牌している人が降りてくれそうである

あたりの条件が揃えば、しても良いんじゃないかなって気がします。あと、冗談抜きでブラフリーチ→親から待ってましたと言わんばかりにツモ切り追っかけ→掴まされて死亡みたいなケースもあるので気をつけましょう。

 

以上となります、YouTubeを見てても形聴に関する押し引きについて全然動画で取り上げられていない気がしたので、なんとなく普段考えていることについて言語化してみました、では。