雑記

長文で語りたいこと書いてます。

シャッフルについて

こんにちは、serennです。

 

サークルの方でブログ書いてたら個人ブログ書くモチベも上がってきたので何か月かぶりにはなりますが、更新したいと思います。

 

今回のテーマはシャッフルについてです。紙のオタクなら誰しも持ったことのある悩みだと思います。

 

自分が知りうるシャッフル方法とそのメリットデメリットについて書いていこうと思います。シャッフル方法言語化するのはクソめんどくさいので省略します。

 

1.ヒンズーシャッフル

 

メリット

・非常に手軽に行える

・カードがやや傷つきづらい

・多くの人が知っているポピュラーなものなので「シャッフルした感」がある(こう言うと聞こえは良くない)

 

デメリット

・カードの塊がばらけづらい

・カードの偏りが解決しづらい(例えば上半分にAというカードが多くあり下半分にBというカードが多くあった場合、その状況があまり改善されない)

 

使用

トランプ

TCG

テキサスホールデム

 

2.ファローシャッフル

 

メリット

・カードの塊が非常にばらけやすい(特にパーフェクトファローシャッフル)

・カードの偏りがやや解決される

・かなり手軽に行える

 

デメリット

・若干カードが傷つきやすい(技量に依存する部分が大きい)

・ボトムが見えてしまう

・カードの偏りがやや解決されない

 

カードの偏りが解決されるって書いたり解決されないって書いたりどっちだよって感じですが、適当に山を取って上5枚とかを特定のカードにしてパーフェクトファローシャッフルを行えば分かるのですが、上10枚に等間隔に出現します。これをもう一度行うと上20枚に出現します、そういうことです。

 

使用

トランプ

TCG

 

3.リフルシャッフル

 

パーフェクトファローシャッフルとパーフェクトリフルシャッフルでは基本的にカードの位相は同じになるのでメリットとデメリットは同じだが、違う点として

 

メリット

・ボトムが見えない

 

デメリット

TCGでは不可能(スリーブつきのカードでやってみると不可能なのが分かると思います。)

 

使用

トランプ

テキサスホールデム

 

4.n枚切り

 

適当にカードを1枚ずつ分けていってn個の山を作る感じのやつです。

 

メリット

・非常にカードが混ざりやすい

・非常にカードが傷つきづらい

 

デメリット

・かなりの時間がかかる

 

使用

トランプ

TCG

 

5.ごちゃ混ぜ

 

なんか正式名称あった気がするんですけど忘れました。

 

メリット

・非常にカードが混ざりやすい

 

デメリット

・カードがやや傷つきやすい

・かなり時間がかかる

・上に似ているがカードが山になっていた場合一度山を崩す必要がある

・カードの上下や裏表が反転しやすい

・一連の流れでボトム含めてカードが見えやすい

・以上の理由から不正に繋がりやすい

 

使用

トランプ

テキサスホールデム

 

6.山分け

 

これもなんか正式名称あった気がします。

 

メリット

・相手からの指示で動作を行えるため最後のシャッフルとして使用できる

・非常にカードが傷つきづらい

・時間がかからない

 

デメリット

・カードが非常に混ざりにくいためこれ単体ではシャッフルを行ったとは基本的に認められない

 

使用

トランプ

TCG

テキサスホールデム

 

いかがでしたか。

様々なシャッフル方法があることが分かりましたね!それでは。

っていうのは冗談で、本題はここから

上を見るとn枚切りがメリットが多くデメリットが少ない感じがしますね。実際ゲーム開始時にはn枚切りを行うプレイヤーが大半だと思います。

しかしゲーム中のシャッフルはそうもいかず、ファローシャッフルとヒンズーシャッフルを混合して行うことになると思います。

特にWSではクライマックス(CX)を控え室の底に固める場合は、底に固めたCXがなるべく固まらず、均等に散らばるのが理想的です。(本当に厳密にランダムを求めるなら山上8枚がCXや山下8枚がCXといった状況も存在して良いのですが、健全なゲームを求めるならば正直な話、均等にCXが山に入っているのが望ましい。)

 

簡易ながらパーフェクトファロー(リフル)シャッフルを行った際のプログラムを組みました。非プログラマー(謙遜ではなく半年に1回書くかどうかレベルです。)が書いたプログラムなので色々とガバなのはご容赦を。

 

f:id:serenn_ft:20211210191731j:plain

 

inputの2つは山の枚数とシャッフル回数ですね。ちょっと変わったシャッフルをしているので厳密にはパーフェクトファローシャッフルではないんですが、あまり気にしないでください。(気にしろ。)

 

山50枚CX8枚、つまり初期状態ですね、このときパーフェクトファローシャッフルを行うと

[26, 1, 2, 27, 3, 28, 4, 29, 5, 30, 6, 31, 7, 32, 8, 33, 9, 34, 10, 35, 11, 36, 12, 37, 13, 38, 14, 39, 15, 40, 16, 41, 17, 42, 18, 43, 19, 44, 20, 45, 21, 46, 22, 47, 23, 48, 24, 49, 25, 50]

のようになります。もしシャッフル開始時点でCXが上、もしくは下に固まっていたらそのまま上、下に固まったままであるのが分かると思います。

もう1度行うと

[26, 38, 1, 14, 2, 39, 27, 15, 3, 40, 28, 16, 4, 41, 29, 17, 5, 42, 30, 18, 6, 43, 31, 19, 7, 44, 32, 20, 8, 45, 33, 21, 9, 46, 34, 22, 10, 47, 35, 23, 11, 48, 36, 24, 12, 49, 37, 25, 13, 50]

もう1度行うと

[26, 44, 38, 32, 1, 20, 14, 8, 2, 45, 39, 33, 27, 21, 15, 9, 3, 46, 40, 34, 28, 22, 16, 10, 4, 47, 41, 35, 29, 23, 17, 11, 5, 48, 42, 36, 30, 24, 18, 12, 6, 49, 43, 37, 31, 25, 19, 13, 7, 50]

かなり良い感じに混ざったと思います。

上8枚が固まった状態でパーフェクトファローシャッフルを行うと、およそ上16枚に、もう1度行うとおよそ上32枚に固まり、もう1度行うと良い感じに混ざる、という話です。

 

今度は山30枚7戻りで行うと

1回目

[16, 1, 2, 17, 3, 18, 4, 19, 5, 20, 6, 21, 7, 22, 8, 23, 9, 24, 10, 25, 11, 26, 12, 27, 13, 28, 14, 29, 15, 30]

2回目

[16, 23, 1, 9, 2, 24, 17, 10, 3, 25, 18, 11, 4, 26, 19, 12, 5, 27, 20, 13, 6, 28, 21, 14, 7, 29, 22, 15, 8, 30]

ある程度良い感じに混ざったと思います。

これは7*2=14, 14*2=28のため、2回行うとそこそこ良い感じに混ざるという寸法ですね。

 

これ以上良い感じの説明の仕方が思い浮かばないので結論を述べると

山n枚うちCXがm枚のとき

m*(2^x) ≒ n もしくは m*(2^x)  > nとなるようなxを求め、x回分ファローシャッフルを行えば良い感じになる

ということですね。その後は適当にヒンズーシャッフルでも何でもすれば良いと思います。

 

こればかりは実際にやってみた方が分かりやすいと思います。

今回は自分用のメモみたいになってしまいましたが、質問などがあれば追記のような形で答えたいと思います、では。