1.この記事で書くこと
僕が普段模試の時とかに意識してることを書きたいと思います。まあ受かってから書けよって感じなんですけど受かった後に受験のことタラタラと語ってても微妙ですし他の人と意見を共有しておきたいと思って今のうちに書いておきます。
2.教科には直接関係ないこと
とりあえず勉強の内容自体とは関係の無いことをまず書きたいと思います。要するに前準備とか心備えとかそこら辺です。
(1)模試の過去問を解くという行為について
おそらく多くの高校(主にいわゆる「自称進」)では模試の過去問を解かせられて、時には提出を求められると思いますが個人的には受験という目線で見るとあまり良い行為ではないように感じます。確かに模試であろうと本試験であろうと資格試験であろうと大学の試験であろうと過去問を解くというアドバンテージは非常に大きく、具体的に言うなら100点満中で10点くらいは上がるんじゃないかなあと思っています。
しかしそれゆえにただでさえ判定や偏差値がアテにならない全国模試(つまり冠模試を除く一般的な模試全般、ここでは特に進研模試のことを指す)でそのようなアドバンテージを得てしまうと自分の本来の実力より高い得点、偏差値、判定が出てしまう勘違い現象が起こってしまうことが危惧されます。そのような事態を回避するためにあえて全国模試の過去問は解かない方が良いんじゃないかなあと考えます。(最も全国模試を受ける多くの人が過去問を予め解いてきていることを考えると一概に良いとは言えませんし、高校で提出が義務付けられている場合は無理なことですが)
逆に冠模試に関しては受験という目線で見ても、本試験に繋がるアドバンテージが大きく
冠模試の得点、偏差値、判定に及ぼす影響が小さいことから解いた方が良いと思います。しかし全国模試の過去問は解くにもかかわらず、冠模試の過去問、つまり青本には手をつけないという人が多いあたりを見るとなんだかなあという感じです。難しいところですね。
模試を受けることが確定してから模試の一教科目を受けるまでの時間
つまり、なんか分かりにくい書き方をしてますけど要するに模試の日までの準備って感じです
(2-1)模試を受ける一週間前あたり
とりあえず自分が最近やっていないなあと感じる教科は全体的にさらっと見ておく程度のことはした方が良いと思います。あまりにもやってなさすぎると本来の実力より低い点数や偏差値が出てしまうことが考えられるからです。逆にこの時期は自分が普段からやってる教科はあまり手をつける必要は無いかと思います。
(2-2)模試を受ける前日
ここまで来ると明日模試だから、という理由で勉強は別にしなくて良いと思います。むしろ心持ちとかを備えておいた方が良いと思います。
まず準備すべきは何よりも筆記用具です。僕は模試の種類は机の大きさによって変わってくるのですが、模試を受ける際にはシャーペンを3本、鉛筆を二本(ここで鉛筆は削りすぎないようにしておきたい)、シャー芯を一個、消しゴムを3個ほど準備しています。さすが多すぎるかもしれないので減量しても良いかもしれません。
採用個数理由
(i)シャーペン3個
シャーペンは必要不可欠なものなので一本落として、かつもう一本が故障した、または口が詰まったということを想定して三本採用しました。これはあまり減量したくないです。
(ii)鉛筆二本
記述模試ならば正直0本に減量しても良いと思うのですがマーク模試ならば一本落とすことを考えて二本採用しました。最悪シャーペンでも塗れるので(それにしてもシャーペンではマークが認識されないというデマはどこから来たのでしょう…)2本で充分だと思います。
(iii)シャー芯1個
シャー芯が尽きる時はあっという間なので弾薬として1個採用しました。これはピン刺しが一番丸いと思います。
(iv)消しゴム3個
これは特に絶対必要不可欠で相互補完できないものなので二個落としたり千切れることを想定して3個採用しました。2個減量しても良いかもしれませんが、個人的には3個採用が好みです。
話は戻りますが筆記用具以外には必要不可欠な眼鏡やコンタクトや受験票、他には好みですがイヤホンや勉強道具を積んでおくと憂いなく受けられると思います。
(2-3)模試当日
ここまで来ると予め自分が準備したものを持っていき忘れる、ということ以外は心配しなくて良いと思うのですが1番の懸念要素がトイレです。いえ、冗談ではなくここまで来ると直前の勉強なんかよりよっぽどトイレの心配をしておいた方が良いです。とりあえず一教科目の試験が始まる直前にやっておけばまあ良いのですが、できなかったときの保険としてトイレをできる時間があればとりあえず行っておく、くらいの感覚で良いと思います。
3.教科に直接関係してること
僕が模試で受けてる教科は国語と数学と英語と化学と物理と地理だけなのでそれらについてだけ書きます。
(1)国語
記述は普通に知りません。(仮にも東大志望にもあるまじきこと)強いて言うならどういうことか。と聞かれたらちゃんと文末は「こと。」で終わらせるとか聞かれてることに愚直に答える
(意外とできてない人が多い)とかの当然なことを意識しておく必要があると思います。選択肢の切り方についてですが、消去法でやるのはまあ前提ですが、それが設問に相応しい解答か、ということも意識する必要があると思います。
(2)数学
問題文はちゃんと読みましょう、以外には演習量と思いつくかどうか、と計算ミスするかどうかくらいの差だと思います。しかしこれらの差で数十点差がつくので普通にこの教科は怖いです。とりあえず1完さえすればそれなりに安心するので一番簡単な大問を見極めて完答する力を。
(3)物理
問題文は大抵の場合長いですがちゃんと全部に目は通した方が良い、というより通さないとやばいと思います。問題文で指定されていない文字を使用する際には置換したことを書いておいた方が自分のためにも採点官のためにも良いと思います。後は数学とそこそこ似てると思います。
(4)化学
計算用紙というリソースをどれだけ確保できるかをテストが始まった瞬間確認した方が良いです。総合模試だと不要な解答用紙を配られるケースが多いので(地学、生物の解答用紙等)それを解答用紙に使うと良いと思います。
(5)地理
まあこれは経験値の差だと思います。あと個人的に地理の用語を覚えるのはほとんど意味が無いんじゃないかなあと。
(6)英語
油断してたら時間が足りなくなる教科なので時間配分を上手く、かつ落ち着いて解きたいです。模試にもよりますがリスニングは最悪捨てても良いと思います。リスニングをまともに聞いて点数がほとんど取れないよりはリスニングを聞く時間を筆記に回した方が良いと思います。