さて、みなさんはギャンブルや投資をしたことをありますか?
おいおいギャンブルと投資は完全に別物だろうとツッコミを入れる方が大半だと思います。今回のテーマはギャンブルと投資についてです。
ちなみにあらかじめ断っておくと、自分は投資も投機も両方好きです。
投資とギャンブルの違いとは?
それでは、投資とギャンブルの違いは何でしょうか。「投資 ギャンブル 違い」でGoogle検索すると、あおぞら銀行の以下のページが1番上に表示されました。こちらを読んでみましょう。
https://www.aozorabank.co.jp/bank/shisanunyou/kisochishiki/intro02/
こちらのページではこのように記載してあります。
『また、とにかく儲けようとすることは「投資」ではなく「投機」。将来のために計画的に投資をしてお金を増やしていくことは、決して賭け事と一緒ではありません。』
要するに、短期的に儲けを得ようとする行為は投機、将来に備えて長期的にお金を増やすことは投資と定めているようです。なるほど、これは確かに納得のいく回答ですね。
投資と投機のボーダーライン
それでは投資と投機のボーダーラインはどこら辺でしょうか?これは難しいところですが、みなさんがギャンブルと聞いて想像する、競馬競輪協定パチンコ、デイトレやFX、また日本では違法ですが、俗に言う賭け麻雀やカジノもこれに該当するでしょう。これらを踏まえると、短くて数時間、長くてもせいぜい1日の間で結果が出るのが投機と言えるでしょう。ところで宝くじも明らかに投機ではあると思いますが、こちらは色々と特殊ではありますね。
一方で、投資は基本的に数年にわたり行うものです。基本的に投資の世界では長期保有、分散投資がセオリーとなっているからです。(もちろんあくまでもセオリーなので、このセオリーを破り短期で取引を行い結果を出している人はいます。)
投資は喜で投機は悪?
本記事のタイトルに戻ります。それではなぜギャンブル(投機)は悪とみなされやすいのでしょうか?理由は色々と考えられますね。
・ギャンブルによって身を滅ぼす人がいるから
(中毒性が高いから)
・リターンがマイナスなものが多いから
・法に触れるものもあるから
といったところでしょうか。逆にいえば、これらを全て満たさない投機であれば問題ないし、これらを満たす投資であれば良くないということです。
たとえば前者であればラスベガスのポーカープロがあげられます。彼らが行っているのは明らかに投機ですが、ポーカーでお金を賭けることが中毒になっているわけではなく、おそらく長期的に見て収支はプラスであり、法に触れているわけでもありません。まあとはいえ、彼らの中で若者に対してポーカープロになることを勧める人はあまり多くはないでしょう。
それでは後者はどうでしょうか。本人は長期的に見て資産を増やそうとしているつもりなのに、中毒性でFXやデイトレに夢中になってしまい、破産した人なんかがあげられますね。リターンがマイナスも同様です、なぜなら素人が特に何の知識もないままFXやデイトレに突っ込んでも長期的に見て勝つことはできないからです。法に触れることは基本的にはないと思いますが、強いて言うならかの有名なインサイダー取引があげられますね。
まとめ
・投資と投機は確かに別物ではある
・投資は善で投機が悪とは限らない
・投資にマイナスイメージを持っている人も、投機にマイナスイメージを持っている人も、自分がなぜそう思っているのかを考え直すべき
・結局のところ、投資も投機もそれらに人生を振り回されるのではなく、それらを使いこなして人生のスパイスとして楽しむべき。