半年以上も前の話をするわけですが(まあもっとも今でもドロシーウィッチを使っている人は一部いるのであながち昔の話というわけでもないのですが)前提として
知恵の光とドロシーだけが手札にあり、2≪ドロシーコスト≪保有PP、山札は無限にある場合を考えます。話を単純にするためですのでご了承ください。
まず結論に関してですが知恵の光を打った方が良い(と考えています)。これに関して過半数の人が知恵の光を打たない方が良いという結論を出したように思いますが、これについて詳しく説明していきたいと思います。
1.そもそもこの場合の知恵の光のカードを引くという行為の等価を考えてみる
今回の件に関してですが、知恵の光でカードを引くという行為が分かりにくいように感じるので等価を考えたいと思います。
今回の場合の等価は「知恵の光でカードを引いて、そのカードがスナイプかクレイグ等であった場合無料でプレイできるがそれらでなかった場合山札の一番下に送る」とします。山札の一番下に行ったカードは前提よりほぼ使うことはないので問題ないこととします。
2.確率が変わらないことの証明(1)
もう1.の時点で察してくれる人が多いと思いますが山札の1〜5枚目を参照しようが2〜6枚目を参照しようが確率的には変わりません。つまりドロシーを出す前に山札の一番上を一番下に置くことで1〜5枚目を参照する代わりに2〜6枚目を参照しても確率的にはドロシーやゲイザー等を引ける確率は変わらないということです。
3.確率が変わらないことの証明(2)
今度は別の視点から証明したいと思います。
そもそも山札のどこからカードを引いても確率は変わらないわけですから極端な話、山札の一番下を見て、クレイグやスナイプであればプレイすることができ、そうでなければ捨てるとも考えられます。この行為を損だと考える人はほとんどいないと思います。
実は上記は前提があるものだから成立するものですが現実では前提の通りにはいきません。
例えば極端な話山札が5枚の時に知恵の光を打ってドロシーを出すとLOして負けてしまいますし、山札にクレイグやスナイプ等がなければ打つ意味がなく、ただいたずらにLOを早めるだけになってしまいます。以上から、山札の残りが十分にあり、山札にスナイプやクレイグ等が残っている時は打ち得、そうでなければ打ち損と考えて良いでしょう。