雑記

長文で語りたいこと書いてます。

赤黒t青墓地ソース

(1)デッキ内容f:id:serenn_ft:20190222114300j:image

平均コスト6.5 ST7枚 赤16枚 黒20枚 青4枚

ST確率分布

0枚 0.36068862384651856
1枚 0.43531385636648795
2枚 0.17412554254659518
3枚 0.02808476492687019
4枚 0.0017552978079293869
5枚 3.1914505598716126e-05
期待値 0.875枚
最頻値 1枚

 

スパイナー確率分布

0枚 0.5729292045081519
1枚 0.35808075281759494
2枚 0.06510559142138089
3枚 0.003829740671845935
4枚 5.47105810263705e-05
5枚 0
期待値 0.5枚
最頻値 0枚

 

 

ほぼ4×10、というか赤黒墓地ソは多くの人がほぼ4×10構築だと思います。現環境の主流派ほめほめろう採用型らしいですがドルルフィンシスK軸の方が圧倒的に安く組める上に爆発力はこちらの方があるので僕はこっちの方が好きです(そもそも相手に能動的にハンデスされるというのが不快) 

目立つ点としてはクロスファイアGT轟轟轟全4積みなことですが、こちらの方が火力が上がると判断したので全部4積みました、安定性や防御性を上げたいという方はクロスファイアGT轟轟轟を適度に減らして墓地肥やしカードや防御札を積めば良いと思います。

 

(2)デッキの理想ムーヴ、コンセプト等

2Tアフロで墓地を肥やす

3TドルルフィンシスKで手札を減らして墓地を肥やしつつ相手によってクロスファイア轟轟轟シスKでビートをしかけたりGTが刺さる相手には4T目からGTでビートをしかけたりと柔軟に攻めていく、前者はモルトNEXT等のGTが刺さらないが数の暴力に対応しきれない相手に有効で後者は赤黒ドルマゲドン等のGTが刺さる相手に有効、おそらく後者で攻める場合の方が現環境多いと思います。

 

実際3TでドルルフィンシスKを決められる確率はそんなに高くないので終焉やプライマルスクリームで墓地を適度に肥やしつつ手札を入れ替えつつ安定してビートしていくプランも必要

 

受けが強いデッキというわけでもなければ相手の行動をロックして攻撃するデッキ(NEXダンテのような)というほどでもないので(GTのロックがありますが)とにかく相手がビートにせよコントロールにせよ相手の準備が整う前に攻めることが重要です。

 

(3)デッキの各カードの採用理由

 

1. 一なる部隊 イワシン×4

 f:id:serenn_ft:20190222115417j:image

 もはや説明するまでもない墓地ソの必須カード、特に減らす理由もないので4積みです。

 

2.カツラデランス/「アフロ行きま〜す!!」×4f:id:serenn_ft:20190222115600j:image

これも特に説明する必要のない手札交換カード。上の方は使う機会がいつか訪れるのでしょうか。そういえばアフロ行きま〜すの語呂が悪すぎるせいでカツラデランスと呼んでいる人が多く見受けられますがドンドン吸い込むなうとかぽくちんちんっていうカードがあるんだから今更では…という感じ。

ちなみに僕はちゃんとこのカードを使う時「アフロ行きま〜す!!」と宣言しています。

傍から見たら頭のおかしい人にしか思われませんね。

余談、というよりはめちゃくちゃ重要なことですが(ドルルフィンシスK軸なら尚更)リロードチャージャーやドルーターとは違って、手札がなくてもドローできます。つまり手札がこのカードのみの場合2コスエナジーライトに化けます。バケモンですね。

 

3.埋葬の守護者ドルル•フィン×4f:id:serenn_ft:20190222120015j:image

墓地肥やしカード。一応シスKがなくてもこのカードを置いておくだけで雑に刻むと相手の墓地が6枚増える、つまりクロスファイア圏に一気に到達することから相手がビートしてくるのを抑制する効果があります。このムーヴをするケース、意外と多いので意識しておきましょう。まあ要するにシスKと組み合わせなくてもそこそこ強いということです。バトルに勝っても破壊される効果がメリットと化しちゃってますね。

 

4.暗黒鎧 ダースシスK×4f:id:serenn_ft:20190222133238j:image

さすがにこのカードはドルルフィンがないと木偶の坊、と思いきや全くそんなことはなく盤面のロックされたクロスファイアを破壊して新しくクロスファイアを出すためにこのカードを使ったりドルルフィンがないので仕方なくモールスやクロスファイアを餌にしてこのカードを召喚したりと汎用性は高いです。使う際の要注意点が少しあるので書いておきます。

 

•コストを支払っていないこと

当たり前ですがこのカードは基本的にコストを支払っていません。

したがってぽくちんちんで下にいったりデスマッチビートルとバトルさせられます。なんだ、デメリットのようでほとんど気にならないデメリットじゃないかと思われる方が多いですが本当にやばいのは、「今流行りの赤黒ドルマゲドンのブラックアウトが着地する」ことです。

これが何を指しているかというと、後攻を取った際に雑に3TドルルフィンシスKをして次のターンにGTやクロスファイアや轟轟轟で攻めてやろうとターンエンドすると相手が返しにブラックアウト×2+ドルハカバでジャスキルを取られます。まあこれは極端な例なので赤黒ドルマゲドン対面はドルルフィンシスKをするなと言っているわけではありません、ただブラックアウトというカードは警戒するに越したことは無いです。(GTを貫通するため盤面を一気に焼却されて劣勢になる可能性がある)

 

•シスK自体は召喚だが墓地から出てくるシスKは召喚ではないこと

 

墓地ソースは基本的にオニカマスの刺さるデッキではありませんが(強いて言うならオニカマスがスパイナーを貫通する)シスKでハンドを減らして轟轟轟を出して轟轟轟シスKでビートしようとするとオニカマスで墓地から出たシスKが全てバウンスされて何もかもが破産することがあります、気をつけましょう。

 

5.”轟轟轟”ブランド×4

f:id:serenn_ft:20190222131323j:image

特に説明することなし。轟轟轟n連の上振れは最強。

 

6.百万超邪 クロスファイア×4f:id:serenn_ft:20190222131735j:image

これも特に説明する必要なし。実質攻撃時バトル勝利の能力持ちなのでカウンターにも使います。

 

7.撃髄医 スパイナー×4f:id:serenn_ft:20190222132016j:image

トリガーカード。クロックが入っていないのでSSTで出すことになるのはドルルフィン(稀にイワシン)だけになりますがその際相手の打点不足に持ち込めたは良いもののドルルフィン破壊でLOは普通によくあることなので山札の枚数には十分気をつけましょう。

 

8.暴走龍 5000GT×4f:id:serenn_ft:20190222132741j:image

これも特に説明する必要なし。cipやロックが強いのは言うまでもないですが、このカードの強い点はコストを支払っていること。そのため上述したぽくちんちんやデスマッチビートルやブラックアウトを貫通できます。ただし注意点がそれぞれあって、ぽくちんちんはそもそもcipそのものでGTの着地を阻害されること、デスマッチビートルはメメントを貼られていた場合パワーラインが下回っていること、クロスファイアは轟轟轟ブランドやシスKを絡めると結局ブラックアウトが出ることに気をつけましょう。

 

9.龍装者 オブザ08号/終焉の開闢×4f:id:serenn_ft:20190222133642j:image

超汎用性カード。主に使い道は3つあります。

 

•墓地肥やし

単純に3マナで3枚肥やし

 

•終盤で特定カードを引っ張ってくる

これも単純で3マナで墓地から好きなカードを釣ってこれます。

 

•相手のメタクリーチャーの破壊

これが実はかなり重要で、このカードしか持ちえない働きになります。

具体的に言うと1マナでミクセルを破壊した後にGTを着地させたり、メメントデスマッチビートルという基本的に回答のない盤面に対する唯一の回答となります。要するに実質確定除去がこのカードしかないということですね。大切にしましょう。

 

10.フェルナンド•ソシュール/プライマル•スクリーム×3f:id:serenn_ft:20190222151724j:image

 

上の面が消えた代わりにSTがついて墓地回収が任意になった終焉みたいな感じです。今書いた通り、このカードはSTがついていてクリーチャーを回収しなくても良い、つまり4コストで5枚墓地をこやせるポテンシャルがあるということで終焉と差別化ができていると思います、ただし4コスは少し重いので採用は3枚。

 

11.盗掘人形モールス[殿堂入り]×1

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0コス版墓地-1の終焉プライマルスクリーム。

GT下で出せない上にブラックアウトに反応するので終焉プライマルスクリームでで良くね?となる盤面が結構多いのでぬいても良いかもしれませんが取り扱いやすいことと僕が単純に殿堂カードが好きということで採用してます。

 

(4)プレイング、というか若干裁定絡みの話

このデッキ処理順が若干ややこしいのでそれについて説明しておきます。ここで問題です。

ドルルフィンシスKを発動させました。

ドルルフィンを破壊し、山札の上1枚をめくり、手札を1枚捨てた時点でイワシンが絡んでいます。

この時の能力ストックとして

シスKリアニメイト

イワシン効果

ドルルフィンpig

がありますがどれから解決できて、どういう順番で解決するのが正解でしょうか。

答えは

シスKを場に出したい場合

ドルルフィンpig→イワシン→シスK

 

シスKをなるべく墓地においておきたい場合

シスK→ドルルフィンpig→イワシンとなります。

 

GTを出さずにビートを仕掛けようとする時は前者、GTを出してビートを仕掛けようとする場合は後者の順で処理しましょう。

 

じゃあ次、これはもっと簡単かもです。

終焉でイワシンが落ちました。処理順は?

(任意のカード回収)→イワシンです。

これはなぜかというと呪文の効果処理中には他の効果を処理できないので、先に回収を処理しなければならないからです。ちなみにこの際イワシンを絡むことで大量に墓地を肥やせます。具体的に言うと終焉でこのプレイングをすれば5枚、プライマルスクリームなら6枚墓地を肥やせます。

 

(5)まとめ

デッキ制作費

GTで4k、轟轟轟ブランドで2.5k、終焉で6kくらいなのでその他のパーツが非常に安いことを考えるとちょうど15kくらいですかね、昔のクローシス墓地ソと比べると少し高いですね。それにしてもそう考えるとほめほめろう採用型は20kあっさり超えちゃうので高いなあという感じです。

 

長所

・速く火力が高い(4T目に1マナGTクロスファイアゴゴゴのワンショットが狙える)

・GTによるロックが極めて強力

・オブザのおかげで「詰む」ことはない(オブザが回答となる)

クロスファイアのおかげでボルドギ鉄拳をある程度ケアできる

 

短所

・手札を切る都合上リソース不足に陥りやすく、弾(アタッカー)が有限(ただし今引きで十分に戦える)

・盾が薄い(厚くすることは可能だが火力が落ちる)

 

評価ポイント

速さ ◎

火力 ◎

踏み倒しメタの有無 ×

STのケア(ロック) △(一応GTのロックがある)

ボルドギや鉄拳のケア 〇

リソース △(手札は少ないが今引きでも戦える)

安定感 △(ドルルフィンシスKがないとかなり遅くなりますがプライマルスクリームのおかげで墓地を稼いで手札を抱え込みながら攻めるプランも)

盾の厚さ ×

GTへの対策 〇(GTがそもそも刺さらないです、強いて言うならドルルフィンシスKができなくなるくらい)

デスザークへの対策 〇(むしろGTを出せれば相手が詰むので余裕です)

プチョヘンザへの対策 △(GTはアンタップで出ると思いますしオブザで焼却できます)

オニカマスへの対策 〇(シスKが手札に戻されちゃうくらいしか刺さらないです)

ミクセルへの対策 △(オブザかGTを破棄して頑張りましょう)

デスマッチビートルへの対策 △(一応GTが出せたりオブザで焼却はできますがデスマッチメメントされるといよいよ回答がオブザしかなくなります)

ポクチンちんへの対策 ×(踏み倒しメタは言わずもがな墓地リセットがくそしんどいです、出たら割り切りということでプレイしましょう)

上振れ時の強さ ◎

下振れ時の強さ 〇(上述の通りドルルフィンシスKがなくても十分に戦える)

 

この欄に書くことは微妙というか、余談ですが60%が強いカードです(イワシンドルルフィンシスKスパイナーを除く24枚)

 

話は戻してかなり現環境で活躍できるデッキだと思うのでぜひ組んでみてください。では。