雑記

長文で語りたいこと書いてます。

ドローソースの枚数

ドローソースは個人的にとても好きであり、ドローソースに枠をある程度割きたいという旨の話をしましたがかなり抽象性が高く説得性に欠けたので具体的な話をします。

 

(1)アグロデッキ

アグロデッキは必須カードもなければ自由枠が多くあるわけでもない、つまりこのデッキの核というわけではないが強いから、みんなが採用しているから入れてる、というカードで40枠が決まることになることが多いです。しかしあと1枚ハンドがあれば勝てる…ということが多いのもまだアグロデッキです。それを踏まえた上で各デッキのドローソースについての考えを説明します。

 

(i)アグロエルフ

このデッキは基本的にフェアリーでハンドが埋まることが多く、下手にドロソを採用してしまうと手札にフェアリーとリノセウスとバウンス札を溜め込んで一気に殴り勝つという擬似OTKプランが取れなくなってしまうのでドロソは採用しないのがまず良いでしょう。

 

(ii)アグロロイヤル

このデッキはマナカーブ通りに動けることがアグロデッキの中でも特に重要視されるデッキなのでドロソはまず間違いなく入れない方が良いでしょう。

 

(iii)秘術ウィッチ

オズという非常に優秀なドローソースがあるので、そのオズを活かすためにもドロソは切った方が良いと考えています。具体的に言うと精神統一とかです。

 

(iv)アグロヴァンプ

一切のドローソースを切っている型もあればドローソースを純心のみ入れてる場合もあればカラボスに依存している場合もあれば純心もカラボスも入れている構築もあるので難しいところです。個人的に言えるのは、カラボスはPPが止まる上に、体感でもカラボスを出して勝った試合はなくても勝った試合が多いのであまり強くないのかもしれません。

 

(v)疾走ビショップ

聖なる願い等を採用していた時期もありますが天球儀が登場したことによりある程度のハンドの量を工面できるようになったのでドロソは天球儀のみで十分だと思います。ハンドを増やしてもカウントダウンをアシストするカードがなければアミュを置いても意味が無いというのがでかいです。

 

(vi)復讐ヴァンプ

アグロデッキかどうかは怪しいところですが一応アグロデッキに入れました。ドロソはベルフェゴールという非常に優秀なカードがあるので他に積むとすれば純心程度で良いと思いますがカラボスを積む構築もあるようです。カラボスを積む構築はむしろアグロヴァンプを軸としてベルフェゴールをドロソとして採用しているような感じですがベルフェゴールとカラボスの相性はかなり悪いと思うのでベルフェゴールを入れる以上はエメラダやディアボリックやカオスシップなどのパワーカードを積んであとはベルフェゴールを引くことを祈った方が良いと思います。最悪アグロデッキに偽装して復讐状態に入れてもらいましょう。

 

(2)コントロールデッキ

コントロールデッキはドローソースが必須だと思われていることが多いですがドローソースをやたら積んでデッキ全体のパワーを落とすよりも1枚1枚のカードを強くした方が山札のパワーを落とさなくて済みます。何より、ドロソに枠を割くと必須カードを積めない場合があります。

 

(i)コントロールロイヤル

かなり流行っているデッキなそうですが、正直あまり強くないと感じているデッキです。やはりコントロールデッキにもかかわらず回復ソースやAOEやドローソースがほとんどなく受け札が守護くらいしかないのがだいぶきついです。

もっと言うと特にこれといって有利を取れるデッキがないのもかなり厳しいと思います。強いて言うならOTKエルフやアグロロイヤルくらいですが怪しいところです。話を戻しますがこのデッキのドローソースですがルーがそこそこ優秀な働きをしてくれるのでそれ以上ドロソは積む必要ないと思いますし上述の通り1枚1枚のカードパワーを上げた方が良いと思います。

 

(ii)ドロシーウィッチ

コントロールデッキか少し怪しいですが除去に極めて強いことや事故らなければハンドが尽きないことを考えるとコントロールロイヤルよりコントロール力が強いかもしれません。このデッキはドローソースの塊のようなデッキなので基本的にドロソは必要ないと思いますがローテーションでは連鎖する雷も採用されているようです。

 

(iii)ランプドラゴン

今の環境かなり厳しいデッキですがドロシーメタとしては悪くないと思うので紹介します。竜の闘気のみでドロソは十分と考えている人も少なくないですが個人的には純心を入れるなりウロボロスを入れるなりである程度の対策をしておいた方が良いと思います。環境によってはサタンを入れても良いかもしれません。

 

(iv)コントロールヴァンプ

コントロール界最強のデッキです。シャドログを見てもらっても分かると思いますが比較的構築で差が出るこのデッキでさえある程度の勝率を出しています。超越とOTK以外には構築を変えれば基本勝てると思ってもらって良いです。

アグロが多ければ回復や守護をガン積みすれば良いわけですしコントロールが多ければバハムートをガン積みしてサタンを指しとけばまあ勝てるでしょう。復讐軸と非復讐軸がありますが、復讐軸はただでさえベルフェゴールやブラッドムーンに枠を割きフィニッシャーとして倉木を採用しているため枠がかなり厳しくデッキの柔軟性も低くなっているのに対して非復讐軸は枠が余っていることでデッキの柔軟性がかなり高いです。受けには若干復讐軸の方が強いですがコントロールミラーとなると非復讐軸の方が強いと思うので非復讐軸をオススメします。ドロソの話に戻りますがドロソは優秀なカードが多く最悪ファントムキャットでいくらでもドローできるのでここら辺は割と楽だと思います。

 

(v)イージスビショップ

ビショップにはドローソースとしてそこそこ優秀なカードがそこそこありますのでここら辺は自由度が高いと思いますが現状アンリミではあまり強いデッキとは言い難いです。

 

(3)擬似ループ、コンボデッキ

いわゆるソリティアです。パーツを集めることが極めて重要なデッキのため非常に多くのドローソースを要求されます。

 

(i)超越ウィッチ

ドロソの塊のようなデッキでありむしろどうやって手札を減らそうかを悩むことさえあります。ドロソとして何を採用するかよりもドロソを何枚積むかを意識した方が良いでしょう。

 

(ii)OTKエルフ

純粋なドローソース自体は全く採用されないのですがフェアリーサークル、茨の森、アリア、フィーナあたりがある意味でのドロソかもしれません。このデッキは型がある程度決まっているのであまり言及する必要はないでしょう。

 

(4)骸ネクロ

このデッキだけは以上のデッキに分類できないとても特殊なデッキであるため独立させました。骸を引けなければ話にならないためドロソを大量に積むことが多いです。

 

以上をまとめると大雑把にいうと「デッキによる」ということになりますがドロソが必要だと思っていたデッキからドロソを抜いてみたら強かった、とか、ドロソが要らないと思っていたデッキにドロソを入れたら強かった、というケースもしばしばあるため試してみるのもおもしろいかもしれません。新デッキがほとんど生まれないのでこのような記事になってしまいましたが新しい発見があったらこちらとしても嬉しいです。それでは。